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Endeavor Pro3300 デュアルコアCPUにいちはやく対応したフラッグシップデスクトップ
Endeavor Pro3300

Printable Version 2005年09月02日

CPUの最新トレンド、デュアルコアに完全対応!
B.T.O.メニューにはIntelのハイエンドCPUをフルラインナップ

Endeavor Pro3300は、同社のフラグシップモデルとなったミドルタワー型のデスクトップパソコンだ。ボディーの基本設計は従来モデルを継承しつつ、デュアルコアアーキテクチャを採用したPentium エクストリーム・エディション/Pentium Dと、それに対応する最新プラットフォームのIntel 955Xチップセットを搭載しているのが特徴だ。同社ならではのB.T.O.システムにより、パーツ構成は柔軟にカスタマイズしてオーダーできる。

IntelのデュアルコアCPU、Pentium Dのイメージ写真。見た目はPentium 4と変わらないが、中にはコアが2組入っている。さらに上位のPentium エクストリーム・エディションは、デュアルコアに加えて、Hyper-Threadingもサポートしており、OSからは4つのCPUがあるように見える。Endeavor Pro 3300では、Pentium エクストリーム・エディション/Pentium Dをはじめ、Intelのハイエンド系CPUをフルサポートする

Endeavor Pro3300の特徴は、デュアルコアCPUであるPentium DおよびPentium エクストリーム・エディションに対応したことにある。デュアルコアとはCPUが実際の演算を行なう部分であるコアを2セットぶん搭載したアーキテクチャーのことで、ひとつのCPUでデュアルCPUシステムと同等の効果があるのに近い構造となっている。アプリケーション自体がマルチスレッド処理に対応しているエンコーダソフトなどで大きな性能向上が期待できるほか、複数のアプリケーションを同時に動作させるような場合にも、レスポンスが低下しないというメリットある。しかし、逆にいえばシングルスレッドのアプリケーションをひとつのみ動作させる場合はデュアルコアのメリットはない。その代表が3Dゲームだ。ゲーム用途にはシングルコアで高クロックなCPUのほうが性能では有利になる。

Endeavor Pr3300は、Pentium エクストリーム・エディション 840-3.20GHz、Pentium D 840-3.20GHz/830-3GHz/820-2.80GHzと、Intelのすべてのデュアルコア製品がB.T.O.メニューから選べる。それだけでなく、従来シングルコアのPentium 4も、最高クロックの670-3.80GHzを筆頭に、660-3.60GHz/650-3.40GHz/640-3.20GHz/630-3GHzと、プロセッサナンバ600番台の製品をフルラインナップ。さらにPentium 4の上位バージョンである、Pentium 4 Extreme Edition-3.73GHzも選べるなど、Intelのハイエンド系CPUをほぼ網羅する。用途や予算に応じて自在にチョイスできる。



PC2-5300 DIMM、シリアルATA II HDDを採用
CPU以外も最新最速でコーディネートが可能

本体内部(給排気ダクトやカード支えなどは外してある)。メモリーは現在最高速のPC2-5300 DIMM、HDDはシリアルATA IIと、周辺も最新でまとめられている。RAID構成も指定でき、最大4台のHDDを利用したRAID 0/1/10に対応する

CPU以外のパーツにもみどころが多い。マザーボードはデュアルコアに対応したIntel 955Xチップセットを搭載した製品を採用。これまでのIntel 925X/915系チップセットとの違いとしては、デュアルコアCPUへの対応以外に、DDR2-533(PC2-4300)より高速なDDR2-667(PC2-5300)に対応したこととがまず挙げられる。メモリーは本製品もPC2-5300 DIMMに対応しており、容量も512MBから3GBまで豊富に用意されている。なお、2本1組で利用することでデュアルチャンネルアクセスが有効となるが、もちろん、用意されている選択肢はすべてデュアルチャンネルの構成である。

また、HDDがシリアルATA II対応HDDとなったこともポイントだ。ネイティブコマンドキューイングに対応しており、バッファーにためたリードコマンドを並べ替えてアクセスすることでアクセスを効率化。無駄なシーク動作を省くので、ランダムアクセスの高速化が期待できる。容量は80GB、160GB、250GBの3種類だが、HDDの台数は追加が可能。さらにRAID構成も選択できる。チップセットが新しくなったことで、シリアルATA HDDが4台まで接続可能になり、4台のHDDを使ったRAIDも利用可能になっている。分散アクセスすることで高速化するRAID 0、データをミラーリングして保護するRAID 1、そしてそれらを組み合わせたRAID 10が可能。最大1TB(RAID 0)まで搭載可能。



ビデオカード、光学ドライブのバリエーションも豊富
ダブルチューナの高画質TVチューナキットなどオプション

ビデオカードもB.T.O.で豊富に選べる。ベンチマークテスト用の評価機では、ATIテクノロジーズのフラッグシップであるRADEON X850XTを搭載したビデオカードを採用。2スロットぶんのスペースを占有するが、ファンの動作音は非常に静かだ

PCI Express x16対応ビデオカードの選択肢も豊富。RADEON X850XTを筆頭に、RADEON X800XL、GeForce 6600GT、GeForce 6600、さらにGeForce 6200TC(16MB)と、ハイエンドからコストを抑えたエントリーカードまで幅広く用意されている。高速なCPUと組み合わせた快適なゲーム環境が構築できる。また、すべてのビデオカードがデジタル出力(DVI-I)を装備し、液晶ディスプレーとの相性は抜群。デジタルならではのクッキリと鮮やかな表示が楽しめるだろう。さらに全モデルがTV出力端子を搭載しており、GeForce 6600以上のモデルではすべてHDTV出力にも対応。なお、ワークステーション向けとして、各種CAD/クリエイティブ系アプリケーションにチューニングしたドライバが使えるQuadro FX1400も用意されている。

ミドルタワー筐体を採用していることもあり、光学ドライブは2台まで搭載可能。1台目のドライブとしては、DVD±Rの2層書き込みなどすべてのDVDメディアへの書き込みに対応したスーパーマルチドライブのほか、CD-ROMドライブ、DVD-ROMドライブ、コンボドライブと4種類から選択可能。2台目としては、コンボドライブとスーパーマルチドライブのほか、MOドライブも選べるようになっている。

通信機能とサウンド機能はマザーボードにオンボード搭載されており、7.1ch出力に対応したHDオーディオのサウンドや、Gigabit Ehternet(1000BASE-T)をサポートする。B.T.O.ではSound Blaster Audigy2 ZS Platinum や、無線LAN(802.11b/g対応)のPCIボードの追加、ゴーストリデューサー機能、3次元Y/C分離フィルターなどの高画質機能を搭載した高画質TVチューナーキット(シングルチューナまたはダブルチューナ)など多彩に用意されており、



メンテナンス性、放熱性に優れた高級ボディー
ファンの自動制御により動作音も静粛

拡張性、メンテナンス性、静音性など、すべてにおいてハイレベルなボディー。樹脂製のアタッチメントが各所に装着されており、レバー操作だけで各種パーツの着脱が可能になっている

ボディーの根幹部分は、従来機である『Endeavor Pro3100』を継承しており、冷却効率とメンテナンス性を追求したオリジナルの高級ミドルタワーケースを採用。各所にブルーの樹脂製アタッチメントが装着されているが、これらはサイドカバーや各種パーツのロックとして機能しており、フロントマスクだけでなく、サイドダクト、拡張カードスタビライザー、HDD、光学ドライブ、そして拡張カードまで、すべての構成パーツの着脱に対して工具が不要。すべてレバー操作のみで行なえるようになっている。非常に良好で、現状での使い勝手だけでなく、将来的な拡張性、増設にも余裕をもって対応できる設計になっている。

静音性も優秀だ。スチール製のガッチリした肉厚のシャシーは、光学ドライブやHDDとの共振など皆無。サイドカバーにはCPUに直接フレッシュエアーを供給できるサイドダクトCPUクーラーをサイドダクトを介してサイドカバーに直結して熱移動の効率を向上、さらに大型12cm角のケースファンを使って背面方向に効率よく排気する。このCPUファン、ケースファンともに負荷に応じて自動的に回転速度を調整する回転速度制御に対応している。ケースの冷却効率がよいために、待機状態はもちろん、ムービー再生やちょっとした3Dゲームをやるくらいなら十分静粛な状態のまま利用可能になっている。今回はPentium D 840、RADEON X850XT、シリアルATA RAID(2台)という豪華な構成で試したが、デュアルコアがフルパワーで動作するエンコードを続けるとそれなりの音がするが、それでも轟音というほどではなく、ちょっとした扇風機くらいのもの。それ以外は何をしても意外なほど静かなまま利用できた。ビデオカードのクーラーも静音タイプが使われているためか、3Dゲーム中でもほとんど気にならなかった。



本体前面および背面

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Contents...
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